Communication

2006/11/18今日のU2〔Youji〕はこんな感じ
文化祭!今年は呼びかけ/合奏/合唱/詩の朗読の巻き


papaは「50人の倉式 in問屋町」のイベント突入。
合間を抜けてユウジの文化祭へ。
今年は5年生が合奏と合唱で倉敷音楽祭へ参加。
その楽曲を含めて呼びかけと詩の朗読を加えてた出し物でした。
谷川俊太郎の「生きる」をみんなで朗読する場面では、
ちょっぴり目頭がうるうるしました。
こんなすばらしい詩を学んだ子供達が、
なぜいじめや・自殺に向かうのでしょうか…。
よくがんばっていました。まる。

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生きる 谷川俊太郎

生きているということ
いま生きているということ
それはのどがかわくということ
ふっと或るメロディを思い出すということ
くしゃみすること
あなたと手をつなぐこと

生きているということ
いま生きているということ
いま遠くで犬がほえるということ
いま地球がまわっているということ
いまどこかで産声があがるということ
いまどこかで兵士が傷つくということ
いまぶらんこがゆれているということ
いまいまが過ぎてゆくこと

生きているということ
いま生きているということ
それはミニスカート
それはプラネタリウム
それはヨハン・シュトラウス
それはピカソ
それはアルプス
すべての美しいものに出会うということ
そして
かくされた悪を注意深くこばむこと

生きているということ
いま生きているということ
鳥ははばたくということ
海はとどろくということ
かたつむりははうということ
人は愛するということ
あなたの手のぬくみ
いのちということ

生きているということ
いま生きているということ
泣けるということ
笑えるということ
怒れるということ
自由ということ

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